Unreal Engineを活用したオリジナルツール「Montblanc GT for UE」を開発!

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CG制作においてリアルなグラフィック制作が出来ることで注目を集めているゲームエンジン「Unreal Engine」(以下、UE)。そのUEを応用し、ジャパニメーションが得意とする映像表現を可能にするオリジナルツール「Montblanc GT for UE」(以下、Montblanc GT)の開発を行いました。

本ツールを活用することで、レンダリング〜コンポジットでかかる工数を従来の1/2まで削減。さらにUE内で細かい調整が可能になり、今までUE内だけでは表現が難しかったセルルック調の画作りが可能になりました。
これにより、UEでは限られていた表現の幅が広がり、オリジナル性の高い(表現の幅が広い)作品を生み出すことができるツールになっています。

「Montblanc GT for UE」主な機能

(1) オリジナル ルックシェーダー

リアルともセルルックとも異なる新しいルックを効率よく制作するオリジナルシェーダーと専用ライトを開発。
大きく9つのエレメントで構成され、細かな調整が可能に。

(2) シェーダー作業効率化ツール

作業しているレベル内でのシェーダー調整作業を、アーティストが効率的に行える支援ツール。
複数パラメータを同時に調整でき、かつリアルタイムに反映できるように開発。各要素(色・タッチライトとの幅や位置など)の調整はマテリアルの部位ごとでも、一括でも、どちらでもコントロールすることが可能に。

(3)拡張したUE内のコンポジット機能

コンポージャーのエレメント機能を改造してレイヤーとして使えるように開発。
各レイヤーのカメラを変えつつ2Dスライドできること、また合成順序を変更できるため「空間的にウソを付く個性的な画作り」が可能に。 また各レイヤーにグレーディングを多重にかけることや、グレーディング用のマスクをUE内でリアルタイムに生成できる機能も追加し、複雑な画作りにも対応可能に。

本プロジェクトは経済産業省が実施する「コンテンツ業界のDXに資するシステムの開発・実証を行う事業の支援(J-LOD4)」の助成を受けて開発しました。
J-LOD4概要はこちらより

なお、このツールはリリースに向けてプロジェクト進行中です。