#モンブランのなかのひと Vol.5
田村あやの/アニメーションデザイナー

Staff Interview

モンブランとの出会い

久喜 ではまず、モンブランを知ったきっかけを教えてください。

田村 就活をしていたとき、大学や国際センターで開催されていた企業説明会に参加したのが、モンブランとの出会いでした。

久喜 そこからすぐに応募したんですか?

田村 そのときはまだ応募せず、当時は東京の会社に内定をいただいていて、周りも「とりあえず東京へ就職する」という流れだったので、自分の中でもそれが当たり前になっていました。でも、「本当にこれでいいのかな」「東京でやっていけるのかな」と、だんだん自分の中で迷いが出てきて。そんなときに、説明会で出会ったモンブランのことを思い出して、応募しました。

久喜 説明会でのモンブランの印象が強かったんですかね?

田村 モンブランの説明会の雰囲気が、すごく自然でフレンドリーで、良い意味で会社っぽくなくて(笑) ビシッとスーツを着て就活していた自分にとって、息苦しさを感じなかったから、すごく印象に残ってたんだと思います。夏に一度就活を終えて、卒業制作に取りかかっていたんですが、モンブランを受けてみようと思い、そこからエントリーして、インターンを2週間受けて面接に進み、大学4年生の11月くらいに内定をいただきました。

幅広い興味が、成長につながる

久喜 モンブランでの仕事内容を教えてください。

田村 主にレンダリングやコンポジット、リアルタイムエンジンを使った画づくり…最近は、キャラクターデザインやアニメーションも担当しています。

久喜 幅広くやっているんですね! 経験を重ねてできることが増えていったのですか?

田村 どちらかというと、もともとやりたいことが多かった、という感覚に近いです。「これも挑戦したい」「こんなこともやってみたい」と、もともと興味の幅が広かったんです。社内面談でもそれを積極的に伝えていて、モンブランはそういう声をちゃんと拾ってくれる環境があるので、いろいろなことに挑戦できていると感じています。

久喜 そのことがきっかけで担当した案件はありますか?

田村 それでいうと、入社して3年目のときに担当した「ガンバ大阪 新マスコット MOFLEM キャラクターデザイン」ですね。もともとモンブランの社内面談では、「どんなことが好きなのか」「今後どんなことをやりたいか」を話す機会が多くあったので、私は1年目の頃からキャラクターものが好きだという話をしていて、本案件のお話をいただいたときに声を掛けてもらい、参加することになりました。

久喜 どのようなことを担当されたのですか?

田村 チームでキャラクターのデザインを考えていくなかで、私は主にキャラクター発表用のプロモーションムービーを担当しました。ブランドの世界観やコンセプトを損なわないようにしながら、「かわいらしい」と感じてもらえるキャラクターになるよう、意識して制作しました。SNSで多くの方に愛されている様子を見たときは、とても安心しましたね。

久喜 もともとやりたいことが多かったとのことですが、いま挑戦したいことやチャレンジしていることはありますか?

田村 今はアニメーションに挑戦していますね。最近は、CGでキャラクターを動かす作業も任せてもらっています。

久喜 その挑戦は順調に進んでいますか?

田村 少しずつ分かってきてはいるんですが、そもそもアニメーションはまだ経験が浅くて。どこをどう調整すれば自然になるのかとか、メリハリの付け方がまだ掴みきれていないです。先輩の竹野さんに聞いてみて、初めて「あ、そういうことか」と理解できる瞬間も多いですね。

久喜 そつなくこなしている印象だったので、得意なのかと思っていました!

田村 アニメーションに限らずですが、自分は0から1を作るような企画や発想は得意ですし、1から80くらいまでクオリティを持っていくことも比較的できるんですけど、80から120に仕上げていく部分には苦手意識があります。

久喜 たとえばどんなところですか?

田村 自分の中では「ここまでできた」と思っていても、他の人から見るとまだ伸ばせる部分があったりして。「ここからどう良くすればいいんだろう」と迷いそうなときは、早めにチェックを出してまわりの人に意見をもらうようにしています。自分は、「初手が早い」と言ってもらうことが多いのですが、実はそうやって、まわりの人に頼れるようにするため、という裏の意図もあります(笑) 120までクオリティを引き上げることが得意な人は社内にも何人かいるんですが、そういう人たちはコンポジット力や画づくりが本当に上手だなと感じています。今は、アニメーションをメインに取り組んでいるので、コンポジットの力も高めながら、最終的なクオリティを一気に引き上げられるようにしていきたいです。

原点は小さい頃に観た「X-MEN」

久喜 CGに興味を持ったきっかけを教えてください。

田村 小さいときからマーベルの「X-MEN」が大好きで。映画のメイキングをみたときに、特殊メイクやCGが物語の再現性をより高めているんだなと思ったことがCGを知って、興味を持ったきっかけです。最初は特殊メイクにも興味があったのですが、当時のTwitter(現X)で、高クオリティなCG作品を見ているうちに、「CGってなんでも作れるのでは!?」と、どんどん興味が広がっていきました。

久喜 たむさんは昔から映画好きで、部屋には映画のDVDがいっぱいでした(笑)

田村 そう。映画のメイキングが本当に好きでした。メイキング見たさにDVDをたくさん集めていました。そうやって自分の好きなことを追求して、いろいろ調べて、CGの道に進むことを決めました。

仕事観と、モンブランという環境

久喜 たむさんは入社して7年目になりますが、仕事をする上で大切にしていることはありますか?

田村 一番大切にしているのは、「責任感を持つこと」ですね。納期やクオリティはもちろん、自分の仕事に責任を持つようにしています。

久喜 そう思うようになったきっかけはありますか?

田村 入社して最初に、先輩から「次の人のことを考えたデータ作りをすること」と教えていただいたことがきっかけですね。

久喜 最初に教えてもらうことって大事ですよね。具体的にはどんなことを教えてもらったんですか?

田村 誰が見てもわかるデータ名をつける、とか。この素材は何のためにあって、最終的にどんな画になるのかが、ひと目見てわかるようにするとかですね。作業の“そのあと”までを想像して動く姿勢は、個人制作が中心だった学生時代にはなかった習慣だったので、入社して最初にそのことを学べてよかったです。極端な話だけど、もし自分が明日急に仕事ができない状況になったとしても、データを見れば「田村はここまで考えていて、ここにこの素材があるってことは、こう仕上げる予定だったのかな」って伝わる状態にしておく。そこまで徹底して、自分の仕事やデータの扱いに責任を持って取り組みたいなと思っています。私も後輩に伝えていきたい、大事な考え方だと思います。

久喜 たむさんからみて、モンブランはどんな会社だと思いますか?

田村 
成長するチャンスをくれる会社だと思います。私は自分の意見をはっきり伝えるタイプですが…

久喜 うんうんうん…ほんと、そうよね!(笑)

田村 おい(笑) まあ、はっきり言っちゃうタイプなのですが、それを否定されることもなく、ちゃんと受け止めてくれる環境があります。いわゆる、風通しの良さがある会社だと思います。
また、モンブランはメジャーなお仕事を任せていただくことも多いので、プロフェッショナルな方々と一緒に仕事をさせてもらえて、いろんなことを見れるし吸収できるから、成長の機会があります。いつも同じ案件や作業をするわけではないので、いろんなお仕事を通して、スキルや表現の幅が広がっていく気がします。

モーションキャプチャー撮影で、はじめてパラパラを踊りました
「放課後ライド」のポスター撮影!企画から撮影まで担当しました!

久喜 では、たむさんが思う、モンブランの強みは何だと思いますか?

田村 オリジナルコンテンツを作りたいという意欲があるところかな。映像制作に限らず、ワクワクできるアイディアを日々考えている大人がたくさんいます(笑) そういうクリエイティブに対して前のめりな姿勢は、モンブランの強みなんじゃないかな、と思います。
クライアントワークでいうと、モンブランは予算などの条件で最初から可能性を狭めたりするようなことはせず、まずは「相手のやりたいこと」をしっかり伺って、「この映像で何を伝えたいのか」という芯をしっかり捕まえてから、どんな表現がベストかを決めている印象があります。そういうところが、人に寄り添う会社だなと思います。

大人が本気で遊ぶ会社

久喜 スタッフとの思い出話などはありますか?

田村 思い出…毎年の忘年会とかかな?

久喜 たしかに! モンブランは毎年、忘年会を全力で楽しみますよね(笑) 去年の忘年会は、格付けチェックで。

田村 格付けチェックとか大感謝祭とか、そういうものにかこつけて、クイズ大会とかゲーム大会が行われるのは楽しいです(笑) 映像会社でクリエイティブをやっている人たちが本気で作る、クオリティの高いレクリエーションがあるのは毎年の楽しみでもあります。

久喜 引っ越してきてからも出来ることがより増えましたよね。

田村 クオリティが上がりまくっちゃって、来年どうなるのって感じですけどね(笑)

久喜 今後みんなでしたいことはありますか?

田村 今後みんなでしたいことは、社員旅行かな! 社員旅行は、みんなの個性が出る瞬間が結構あって(笑) そういう一面を見るのが好きかもしれないです。みんなが全力で楽しんで、普段よりちょっと羽目を外してる感じが面白いのでまた行きたいです。

自分の“好き”をかたちにする

久喜 CGの道や、映像制作会社に入りたいと思っている学生さんに向けて、今のうちにやっておいた方がいいことなどあれば教えてください。

田村 正直、目指す会社によって準備することは変わると思います。例えば、モデリングに特化した会社を目指すなら、とにかくモデリングを突き詰めるのがいいですね。一方で、モンブランのような色々なことにチャレンジできる会社であれば、「自分は何ができて、何をしていきたいのか」を明確に伝えられることが大事だと思います。そのためには、言葉だけでなく作品で伝えられるように「こういうことがしたいから、この作品を作りました」と説明できるようなものを作って、ポートフォリオにまとめておくことが大切です。例えば、キラキラした表現が好きなら、それを活かした作品を作る。音ハメが好きなら、それを意識したミュージックビデオを制作する。そうやって、自分の“好き”や、“やりたいこと”を、人に伝えられる形にしておくといいと思います。

久喜 ありがとうございます! 最後に、未来のモンブラン新メンバーに向けてメッセージをお願いします。

田村 ご飯いこーーー!!

久喜 初めてのタイプすぎる(笑)

田村 え、みんな何て答えてるの(笑)
でも私みたいに、いろんなことに挑戦したい人には、とても向いている環境だと思います。仕事は楽しいことばかりではなく、大変なことや苦しい場面もありますが、「好きなことを仕事にしたい」という気持ちがある人にとっては、やりがいのある業界・会社です。映像が好きで、本気で頑張りたいという気持ちがある方は、きっと成長できると思うので、一緒に頑張りましょう!