インターン体験レポート | 藤井 花さん

2020.4.17

大学の春休みを利用して、東京からインターンシップに来てくれた藤井さん。
アニメーションコースとモーショングラフィックスコースをそれぞれ1ヶ月間体験しました。

映像制作についてはまだ不慣れで戸惑う部分もあったようですが、
担当の竹野&猪口がしっかりとサポートさせていただきましたー!

アドバイスに対する理解が早く、どんどん成長していく姿に私たちも刺激を受けっぱなし。

また、類まれなるコミュニケーション能力で、自ら色んなスタッフに声をかけてくれて、
気づけば、モンブランのムードメーカー的な存在にw

そんな藤井さんに、インターンシップを終えての感想を聞いてみました!
2ヶ月の間にどんな発見があり、どんなことを感じてくれたのか、
事細かに振り返ってくれたので、ぜひご覧ください。
   
   
   
■モンブラン・ピクチャーズのインターンに参加しようと思った決め手は何ですか?

「エンタメ性」を意識した作品スタイルに共感し、ここで映像を作りたいと思える会社だったことです。
そうしたコンテンツを生み出す現場での考え方や制作の様子を実際にインターンで知りたい、体験したいと思いました。
また、インターン前にお伺いしたときの、会社の方々のフレンドリーさ・雰囲気の良さが決め手になりました。
ここでなら、のびのびと積極的に学び、力を伸ばせるという印象を抱きました。
   

■プロの指導のもと、映像制作を体験してみてどのような感想を持ちましたか?

実際に現場で働く方々の指導やアドバイスは、授業や自主学習ではわかっていなかったこと、
特に考え方・方法という技術の点で、気づきを与えてくださることが非常に多かったです。
これは、経験の浅い学生にとって、技術を理解するために必要な「実際の仕事・経験を通した見方」からの、
指導やアドバイスがあったからだと思います。

例えば、アニメーションの「観察の大切さ」や、
モーショングラフィックスの「アイディアを企画へと形にするプロセスのコツ」は、
学校で習いはしたものの、上手く自分の中に落とし込めていませんでした。
しかしインターンをきっかけに、仕事を通してこのように考えることが求められるのだと身近に感じ、
だからこうした手法・方法をとるのだな、と上手く繋げられたため、
自分の中にまた一つ、映像制作を理解する道ができました。

   

   
   
■アニメーションコースで苦労した作業や楽しかった作業などを教えてください。

第一に、MAYAがまったく使えない状態から始めたため、
そのハードルを越えながら基礎能力をつけることが大変でした。
第二に、動きに対する「観察力」を磨くことが必要なのだと痛感し、それを短期間ながら身につけつつ、
アニメーションを制作するのにも苦労しました。
もちろんこの力は、観察する習慣を持ち、その積み重ねによって習得するものだと考えているので、
これからも頑張っていこうと前向きに捉えています。

楽しかったのは、実際に手を動かして、動きの創造をより魅力的に捉えられたことです。
いい意味で「連載漫画家」のような気持ちになり、次々とアニメーションを制作する喜びに触れられました。
なので、重点的に取り組んだキーポーズも、感情をのせる作業も、どちらも大変楽しいと感じました!
感情をのせた動きを創るにはまだ未熟ですが、それでも基礎的なアニメーション制作のコツを
感覚として、知識として、しっかり理解できたと実感しているため、伸び代を切り開けたと思います!

   

   
   
■モーショングラフィックスコースで苦労した作業や楽しかった作業などを教えてください。

特に苦労したのは、アイディアを企画にするまでです。
私は、アイディア自体は出てきても、その中からテーマにフィットしたものを正しく選択し、
組み合わせる作業での、客観視に欠けていることに悩んでいました。
今回のインターンでも同じように躓き欠けていたところ、猪口さんからのアドバイスで、
自分の中にあった企画のプロセスを更新することができました。

特に、アドバイスを受けて変化したのは、
発想した要素を一般的なイメージからの遠さで客観的に捉えるようになったことと、
「アイディア同士の組み合わせ方がデザインである」という意味を、企画を通して学べたことです。
これらは大変苦労しましたが、同時に楽しくもありました。

インターンを通して、プロから課題に対する評価を受け、それを解決するために考える力を養ったことで、
最終的に私の映像制作の幅もグンと上がったと感じます!
やっぱりモーショングラフィックスが大好きだとも、実感しました。
   

   
■インターンシップ期間中で、印象に残っていることは何ですか?

カリキュラムが充実していたことはもちろんですが、それだけでなく、
社員の方々と交流できたのも嬉しかったです!
休日に遊びに連れて行ってもらえたり、お昼ご飯を一緒に行ってもらったりして、感謝感激でした。
これもきっかけで、素直に意見を交わせるインターンになったと思います!
   
   
■今後の目標を教えてください。

これまでは、見る側の視点から映像に向き合っていましたが、インターンを通して、
作り手の側からも映像をもっと好きになれたことが一番の成長でした。
これからは、映像の魅力である「動かすことで、私たちはどんな世界でも描ける」という夢を追って
映像制作の道に進みたいと思っています。
人を喜ばせられる・心に伝わる映像を作るのは、自分を喜ばせることと同じだと私は考えています。
それが今後、映像と向き合うモチベーションになる、とも強く思います。

また、作り手としては、アニメーションやモーショングラフィックだけでなく、
プロジェクションマッピングなどの映像体験にも惹かれているので、
それらの分野から映像制作を目指したいと考えています。

   
   
■最後に…モンブランはどうでしたか?(忖度なしでお願いしますw)

私はモンブランで「僕ら楽しいことがしたい!」が伝わってくる、
ハッピーで熱意のある気持ちをもった、映像作りに向き合う姿勢を魅力に感じました。
この点は映像でも十分に伝わってくるのですが、制作現場で直に感じると、なおさら印象的でした。
皆さん、熱血!なところがあり、もっと仲良くなりたいと思えるコミュニティなのは、大変魅力的だと思います!

こうした気持ちが映像やコンテンツに反映されて、色で例えるなら「黄色」のような、
健康的で、大人も子どもも楽しめるエンタメを生んでいるのだと感じました。

   
   
   
  
全力で楽しみ、全力で悩みながら、インターンに参加してくれた藤井さん。
映像制作に対する飽くなき探究心を感じることができました!
彼女のこれからがますます楽しみです!

   
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