インターン体験レポート | 樗木 夢さん

2020.12.1

福岡の専門学校でグラフィックデザインや映像メディアを専攻している樗木(ちしゃき)さん。
今回、モーショングラフィックスコースを1ヶ月間体験しました。

モーショングラフィックスはあまり経験がないようでしたが、得意なグラフィックデザインも活かして、
担当の山代にアドバイスをもらいながら完成度の高い映像を制作していました。

そんな樗木さんに、インターンシップを終えての感想を聞いてみました!
   
   
   
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■モンブラン・ピクチャーズのインターンに参加しようと思った決め手は何ですか?
モンブランさんの作品は見ていてワクワクする上に、ずっと見ていられるような中毒性を感じていました。
しかし、ただ映像としておもしろいだけではなく、
最終的に伝えたい内容がしっかりと伝わってくる「遊び心」と「伝達」の両立がされているところに魅力を感じ、
制作の現場を実際に目で見て体験したいと思いました。
また、夏期に開催していたCG WORLDでのオンライン講演を視聴し、
社員の方の明るい雰囲気と、楽しみながら仕事をしていると感じられたところが決め手となりました。

(↑竹野が参加したCGWORLD JAM ONLINEを見てくれたようです!)

   
■今回取り組んだ課題の内容について教えてください。
約1ヶ月で計3つのショットガンCMをモーショングラフィックスの要素も含めながら制作するという内容でした。
最初の2つは自分で好きなロゴを選び、3つ目は担当の方からお題をいただいて制作しました。

   
■プロの指導のもと、映像制作をしてみてどのような感想を持ちましたか?
まず技術もですが、それに加えて、制作をする際の表現の仕方や考え方を学ぶことができました。
「この映像の目的は何か」など、実際に働いている方の視点からアドバイスをいただくことで、
学生の視点では見えなかった部分にも気づくことができ、考え方の幅を広げることができたようにも思います。

また、表現のバランスについても学ぶことができました。
表現方法が伝えたいコンセプト以上に目立ってしまっても良くないし、
今までそのバランスをあまり考えることがなかったため、客観視することの重要性を改めて実感することができ、
映像制作に対する理解度がさらに深まったと思います。
今回のインターンシップでは限られた期間の中で、かなり多くのことを勉強できました。

   
■苦労した作業や楽しかった作業、最終的な仕上がりの自己評価などを教えてください。
5〜6秒間で表現し完結させるという点が特に難しかったです。
「伝えたいことを1つに絞って1アクションで表現する」と頭では分かっていても、
作業しているうちに内容を盛り込んでしまったり、なかなか気持ちの良い動きにならなかったりと、
試行錯誤を繰り返していました。この経験から最初に構成をしっかりと決めて、
軸がぶれないようにすることの大切さを改めて実感し、これらを意識して考えるようになりました。

楽しかったことは、お題に合ったアイディアや表現方法を考えるところです。
特徴を分析しアイディアを上手く合致させて、最終的に伝わる表現にすることは難しいながらもやりがいを感じ、
ワクワクしながら作業をすることができました。
また、以前から興味があった3D(Cinema4D)を初めて使って作業をしたときは、
ソフトに慣れる大変さもありましたが、それ以上にモーショングラフィックスの表現の多様性を感じ、
もっといろんな表現をしてみたいと思うようになりました。
最終的な仕上がりに関しては、まだまだ修正したい部分も多く、納得のいくものにはなっていませんが、
今回の経験と、山代さんや社内の方々からいただいたアドバイスを活かし、スキルアップに励もうと思います。

   
■インターンシップ期間中で、印象に残っていることがあれば教えてください。
2つ目のショットガンCMを制作する際、
アドバイスを受けながら「モーショングラフィックス的に気持ちの良い動き」を出すことや、
コンセプトの表現の仕方にかなり迷って悩んだことが強く残っています。

また、社員の方々とも交流できたことも、とても印象に残っています。
作業の様子を見せてくださったり、ご飯に連れていってくださったり、
休日には遊びに連れて行ってくださったりと良くしていただき、本当に嬉しかったです!
初めはガチガチに緊張していましたが、おかげさまでいつの間にかほぐれていました!

   
■インターンシップを通して、一番成長できた部分を教えてください。
特に「映像制作をするにあたっての考え方」が一番よく身についたと思います。
ただおもしろい、中毒性のある映像ではなく、
決められた枠の中で、最終的にそのコンセプトが一番伝わる方法とは何か。
表現する際も、コンセプトを軸に表現を突き詰め、その世界観を貫き通して細部までこだわることが、
より良い作品を作るための一歩なのだと気づきました。
そのため、最初にしっかりと構想を練ってブレない土台を作ることの大切さを学びました。
今回のインターンシップでは学んで成長できたことが多くあり、
参加させていただき本当によかったと心の底から思っています。
   

■今後の目標を教えてください。
これまで「モーショングラフィックスとは」と考えたときに、初めは自分のなかで固定概念があり、
表現に対する規制や制限を無意識にかけていました。
しかし、実際にアドバイスをいただきながら作業するなかでモーショングラフィックスの表現の自由度の高さや、
作り手側の楽しさを学ぶことができました。
そのため今後は、自分が今まで身につけてきた技術を磨いていくことはもちろんですが、
CGなど新しい表現方法も使って、さらなる表現の多様化をさせたいと同時に、
映像作品としておもしろいながらも伝わるデザインができることを目標に頑張ろうと思います。


   

■モンブランはどうでしたか?(忖度なしでお願いしますw)
社内の雰囲気はとても明るく、やる時はとことんやる、遊ぶときはとことん遊ぶ、と
メリハリがしっかりしているように感じられました。
「チームワーク」と「遊び心」の印象が特に強かったです。
楽しいことに取り組むことに関してのエネルギーがとても感じられ、
みなさん本当に、楽しいことと映像制作が大好きなんだなということが伝わってきました。
作品を見ていて「楽しい、ワクワクする」と感じたのは制作者側も楽しんで作っているからなのだと、
今回のインターンシップで改めて実感しています。

   
   

今回のインターンを通して、新しいことにも積極的にチャレンジし、
表現の幅を広げることができた樗木さん。
これからも自分の強みを活かしながら、素敵な映像を作っていってほしいです!

   
   
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