
「MontBlanc CAMP_US」vol.2開催レポート|アイデアを形にする手と表現手法(ゲスト:牧野惇さん)
「MontBlanc CAMP_US」vol.2 開催レポート
アイデアを形にする手と表現手法(ゲスト:牧野惇さん)
広報担当のモモです。
先日、学生やクリエイターのための学びの場「モンブラン・キャンパスvol.2」を開催しました! 第2回目のゲストとしてお迎えしたのは、映像ディレクターの牧野惇さん。NHK連続テレビ小説「ブギウギ」のオープニング映像や、YOASOBI「群青」のミュージックビデオなど、数々の話題作を手がけてきた牧野さん。制作現場の裏話から、クリエイティブに向き合う姿勢まで、ここでしか聞けない貴重なお話をたっぷり伺いました!
今回も「完全オフライン」ということで、内容はギリギリのところまでレポートしていきます!
仲の良さ全開のトークセッション

今回の聞き手は、モンブランの竹野。牧野さんとは、これまでさまざまなクライアントワークをご一緒してきた間柄。(なんと付き合いは6年になるんだとか!)
長年の付き合いがある二人だからこそ、普段はなかなか聞けない話にもどんどん切り込む、終始リラックスした雰囲気のトークセッションに!
代表作の裏側に迫る「驚きの手法」
誰もが一度は見たことのある作品の制作秘話が、次々と飛び出しました。 たとえば、YOASOBI「群青」。
作中で動いている人形や背景はすべて牧野さんの手描きで、さらに人形師を雇わず、動かす作業もご自身で行っていたというから驚きです。「現場でいちばん最初に躊躇なくグリーンマンになれるのは僕です」という一言には、会場から笑いが起こりました。
また、Vaundyの「置き手紙」では、ブラックライトに15時間照らされながら撮影を行い、日焼けしてしまった! というエピソードも。ストイックに作品と向き合う姿勢とともに、リアルな制作現場の話をたくさん聞かせていただきました。
アイディアはどこから生まれる?

参加者の皆さんが特に気になっていたのが、「アイディアはどこから得ているのか?」という点。牧野さんは、テレビ番組やCM、その時に流行っているものなど、日常のさまざまな場所からヒントを得ているそうですが、共通しているのは「常にそのことを気にしたり、考えたりしている」ということ。アイディアが降ってくるというより、考え続けた先に、突然ひらめく。そんなリアルなプロセスの話にモンブランスタッフも思わず前のめりに。
普段、プロのクリエイターがいる環境で仕事をしている私ですが、今回改めて、第一線で活躍されているプロフェッショナルの凄さを感じた時間でした。
海外留学で得た「学び」
質問コーナーでは、学生さんから「海外留学で学んだことはなんですか?」という質問が寄せられました。牧野さんが留学していたチェコの大学では、日本の授業のように、先生から次々と課題が出ることはなかったそうです。その代わりに求められるのは「自分は何に取り組みたいのか?」ということ。まずは自分で課題を決め、そのために必要な知識や方法を、先生がアドバイスしてくれるスタイルだったといいます。日本ではどうしても「課題が出るのを待つ」ことに慣れてしまいがちですが、牧野さんはこの留学を通じて、「課題を自分から探す」という考え方が身についた、と語っていました。これから進路を考える学生さんにとっても、視野が広がる、学びの多いお話だったのではないでしょうか…!
今回、聞き手を務めた竹野に、イベントを終えて感想を聞いてみました

竹野 「僕自身、すごく楽しみにしていた牧野さんとのトークセッション。ずっと聞きたかった制作の裏話が聞けて、アイディア溢れる映像って面白いなと改めて思いました! 手法のこと以外にも、牧野さんの仕事術やパーソナルな部分も聞くことができて、とても有意義な時間でした! 牧野さん、ありがとうございました!」
最後に

ゲスト牧野さんのストイックな姿勢や、さまざまな手法の裏話など、まさに「ここでしか聞けない」話の連続だった「モンブランキャンパスvol.2」。ここで得た学びや気づきを、これからも記事にして皆さまにお届けしていく予定です。
次回の開催はもちろん、これからの新しい発信も、楽しみにしていてくださいね! 以上、広報のモモでした。
▼ゲスト:牧野惇
チェコ UMPRUM と東京藝術大学大学院でアニメーションを学び、実写・アートワーク・アニメーションの領域を自在に跨ぎ、映像ディレクション、アートディレクションから、アニメーションディレクション、キャラクターデザイン、イラストレーションまで総合的に手掛ける。
ノスタルジックな質感と現代的なアイデアを融合した強い存在感のある作風で、
国際映画祭・広告賞などで多数受賞。主な受賞歴はMnet Asian Music Awards「Best Video Director of the Year」(2017)、NYフェスティバル金賞(2018)など。
▼聞き手:竹野智史
九州芸術工科大学(現・九州大学)卒業後、2012年よりモンブラン・ピクチャーズに所属。
マクドナルドの公告「ティロリミックス」、大関西・大阪万博「アオと虹のパレード」、YOASOBI「adventure」MVに、CG Animation Directorとして参加しつつ、自身でアニメーションも手がける。
表情豊かなキャラクターのアニメーションが得意。

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